宙組次期トップコンビについて
次期宙組トップコンビは芹香斗亜・春乃さくら両名に決定
この度、宙組 次期トップスターに芹香斗亜、次期トップ娘役に春乃さくらが決定しましたのでお知らせいたします。
なお、芹香斗亜、春乃さくらの新トップコンビとしてのお披露目公演は、2023年7月23日に初日を迎える宙組 東京建物 Brillia HALL公演『Xcalibur エクスカリバー』となります。
おめでとうございます！
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という訳で祝福ムードは以上。
ここから先は率直に思ったこと。
あんまりハッピーモードじゃないのでマイナスな意見を見たくない方は回れ右でお願いします。
正直、私は複雑でした。
というのも、私は次期トップ娘役筆頭候補であった天彩峰里ちゃんが好きでしたし、絶対峰里ちゃんがなるものだと思っていました。
それが崩れたのが文春砲。
課金しないと全文は見れないですが、色んなところから情報をかき集めたところ、
「天彩峰里がヘアアイロンで後輩に火傷をさせイジメをしていた」という内容だそうです。
この記事が出たのがトップコンビ発表の6日前。
正直、信じられない気持ちと信じられない気持ちが半々でした。
その記事の中にはそんな天彩峰里に対して芹香斗亜は冷たく当たっているという内容も書かれています。そしてキキさん(芹香斗亜)は峰里ちゃん(天彩峰里)が相手役になることも拒否しているという内容も…。
確かに、前作大劇場公演「Capricciosa」で二人がコンビでダンスをしている時、峰里ちゃんがキキさんに対して笑顔を向けるも、キキさんは峰里ちゃんを一目も見ないということが話題になっていました。
そして、この記事に対して劇団は事実無根であることを表明しています。
本日、週刊文春電子版にて、宝塚歌劇団員に関する一部報道がございました。
ご心配をおかけしておりますファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
弊団は、当該報道の内容が全くの事実無根であることを当事者全員から確認しており、当該週刊誌に対しても、これまで同様、事前に送られてきた質問状へその旨を回答したうえで、事実と異なる記事掲載を止めるよう強く要望してまいりました。それにもかかわらず、今回もまた「関係者の証言」等と称し、事実に反する内容をあたかも真実であるかのように報道され、当事者および関係者が多大な精神的苦痛を被っており、上記のような報道姿勢を繰り返す当該週刊誌に対し、訂正記事の掲出を求めるなど、改めて強く抗議いたします。
ファンの皆様ならびに関係者の皆様には、上記状況をご理解いただき、今後とも温かくお見守り下さいますよう、お願い申し上げます。2023年2月1日
そして今回の発表。
事実無根って言っておきながらこんなの記事が事実であることを認めているようなものじゃんと思いました。
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今回、トップ娘役が峰里ちゃん(天彩)でないことが分かったことで残念ながらこの報道の信憑性が増してしまいましたね…。
でも、これが事実であるなら文春を責めるのもお門違い。
イジメというのは既に前から社会問題となっているほど重大な問題。
イジメを秘匿しておいて良い訳はありません。
事実であるなら明らかにするべきですし、それ相応のペナルティが与えられるべきです。
でも、これが事実であるならば峰里ちゃんがイジメをするような子だったということがショックです。
あんなに可愛くて歌が上手くて華もあって大好きな子だったのでトップ娘役として舞台に立つ姿が見たかったです…。
でも、性格が合わないのであれば無理にコンビにさせるのも違いますね。
トップコンビというのはペアで仕事をすることが多く、お芝居上とは言え夫婦や恋人役になることがほとんどです。
世間一般の仕事ならともかく、観客に夢を売っているタカラジェンヌという職業で不仲のまま仕事が出来るとは思えません。
ということであれば、峰里ちゃんがトップになれなかったのは仕方がないのかなって…。
確かに、キキさんが舞台上で笑顔を向けないどころか顔も見ないって夢を売る仕事としてどうよ？とは思いますが、そこまでしないと無理矢理にでもコンビにさせられそうだったんだなという劇団の体制が透けて見えてしまいますね。
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にしても、キキさんも気の毒ですね…。
長いこと2番手で待たされて(何と2番手期間は年約9年！)、いざトップに就任というタイミングでこんなゴタゴタが起こってしまい、ホントかわいそうだなと思います。
でも、この報道がなく次期トップ娘役が峰里ちゃんではなく春乃さくらちゃんと発表されたらそれはそれでモヤモヤしただろうしイジメが秘匿されたままイジメられた側はずっとつらい目に遭ったままだったかもしれないと思うと文春で記事にされたのは良かったのかなとも思います。
うーん、にしても複雑だ…。
そんな訳で私は手放しに喜べる心情ではないのです。
トップ娘役に発表された春乃さくらちゃんは新公ヒロインはたった一度(しかも実質的にヒロインではあるものの、トップ娘役が２役演じたうちの１つの役)、そして明確にヒロインと発表されてはいない東上ヒロインを一度演じたのみ。*1
峰里ちゃんがトップ娘役になれなかった(悪い言い方をすれば失脚してしまった)ので急遽浮上してきた感が凄く、ヒロイン経験が少なくてこれから色んな壁に当たると思いますが、どうか経験しなくても良い困難は経験しませんようにと祈るばかり…。*2
以上、私が率直に思ったことでした。
