想い徒然

ほぼ観劇記

【宝塚】アナスタシア

アナスタシア

1月24日 11:00開演 東京宝塚劇場

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東京宝塚劇場観劇初めです。

って、劇場着いてから気付いたんですけどね😅

年明け早々ムラ*1に行ってたから何か行った気になってました笑

 

と言うのも、すっかり様変わりしてたんですよ。
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新しい物が追加になってるしカフェは閉店してるし劇場入っただけでもいつもと違う空気は感じました。

 

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緊急事態宣言が出たせいか、

こんな注意書きもたくさんありました。

 

ちょくちょく話し声はありましたが、

そこまで気になるレベルではなく、

二幕が始まる1分前ぐらいなんかは劇場に音が消えたレベルで静まり返っていたので、

自粛期間明け7月〜8月ぐらいの空気を思い出しました。

 

アナスタシア

全体的な感想は「とにかく大ナンバーだらけ」

セリフよりも歌の方が多いんじゃないかってレベルで歌がありました。

 

個人的には「うーん、お腹いっぱい

全部が全部歌で来られちゃうとパターンが一元化されて単調になっちゃうんだなと😅

もう2割ぐらい歌を減らしてセリフが増えたら良かったかも?

その辺は「元がディズニー映画だから」ってことで自分を納得させてましたが😅

 

でも、これが組ヲタ(宙組ファン)だったりまかまど(真風涼帆・星風まどか)ファンだったら大満足なんだろうなとは思いました。

ヅカヲタ大好きな軍服に黒燕尾にスーツと言った煌びやかな衣装に、宮殿を表した豪華なセット、そして歌は大ナンバーだらけ。

私も贔屓組(雪組)でこの演目だったら喜んで通うもん笑

 

まあ、もちろん物語の分かりやすさとか煌びやかなセットに衣装と良いところは満載で絶賛の声も聞こえるんだけども、

私的にはそんなにハマらなかったなというのが正直な感想です。

 

幼い頃に出会ってた…?

もう1つ思ったのは幼い頃に二人(真風涼帆・星風まどか)が出会っていたと歌で語る場面。

歌い始めてから幼い頃の回想が始まるのかと思いきや、2人の歌で終わっちゃいました。

 

え!?ここで幼い頃のディミトリ(真風)とアーニャ(星風)が出て来て再現した方が良くない!?

 

二人がどのように出会って

こういうところが印象が残っていて

どのように生きて

やっと再会出来たって描写があった方が

二人に感情移入もしやすくてロマンチックだと思うんですけど!?

 

こんなロマンチックな展開を歌だけで終わらすなんて勿体ないなと思いました。

絶対ここは感動的な場面になるハズなのにな…。

 

真風涼帆(ディミトリ)

何か真風ってどんな役をやらせてもカッコ良く決まってしまうんだなと思いました。

今回は生き抜く為に詐欺師となった青年(?)の役ですが、いつもより少年っぽさがあって新鮮でした。真風って大体いつも大人な役ですからね。

アーニャ(星風)に突っかかったりマリア皇太后(寿つかさ)を相手に必死に説得するところなんて青年らしい若々しさを感じました。

いつもが30代ぐらいの大人を演じているのであれば今回は20代前半ぐらいなんだろうなと。

今回のディミトリという役を通して新たな真風涼帆を見たなと思いました。

 

星風まどか(アーニャ)

まどかちゃんって少女の役を演じさせたらピカイチですね。

特に今回のディズニー作品のヒロインという役はまどかちゃんに打って付けだと思いました。

 

ただ、姿形はピッタリなのですが、声がハスキーなのが娘役としては難点なのかなと😅

もちろん歌わせると上手いんですけど、どちらかと言うとまどかちゃんに合う声って男役の音域だと思うんですよね…。

そこだけが惜しいなと思いました。

 

でも、トップ娘役就任から約4年が経ち、たくさんの経験を経て

ただの可愛らしい少女では無く芯のある強い女性にもなったなと思います。

歌ってる姿一つ取っても自信と力強さが伝わってきました。

可愛いだけの娘役じゃなくなったんだなと思うと頼もしくもあり寂しくもあり😂

 

私が観劇を始めた年が100期生が初舞台を迎えた頃ということもあり、

100期の生徒は何だか同期みたいな親みたいな目で見てしまいます🤣

 

芹香斗亜(グレブ・ヴァガノフ)

キキさんのファンの方って今回かなり見ていて楽しいんだろうなと思いました。

衣装が軍服にスーツ、そして歌いまくりの大ナンバー祭り。

見ても楽しい聞いてても楽しい😊

私の贔屓がこの役だったら通い甲斐あるわ😂

 

キキさんは一幕最後の切ない表情が印象に残りました。

1度好きになった女の子を殺さなければならない。

父の命令には背けないけどアーニャを殺すことも出来ない。

とても苦悩してるなと思いました。

 

にしても、2番手にしては出番少なくない??

ちなみに、今回のアドリブは「はい、ひょっこりグレブ」でした笑

 

寿つかさ(マリア皇太后)

私の大好きなすっしーさん💕

今回は女役(と言うかおばあちゃん)でしたが、

女役をしてても貫禄が凄い。

ちょっと我がままなところはありつつも

太后らしい威厳はしっかりありました。

宝塚的には結構アウトなワードですが、

これは年の功かなとも思いました😂

 

でも、アーニャ(星風)をアナスタシアと認める描写はちょっと薄かったような…。

 

桜木みなと(ヴラド・ポポフ)

多分初めて見たお髭を付けたずんちゃん

今回は随分楽観的な役でした笑

 

思いましたけど、いつもだったらキキさん(芹香)とずんちゃん逆の配役だよね??

いつもだったら迷い拗らせ苦悩するずんちゃんと明るく軽快なキキさんのイメージだったので、今回は逆だなと。

 

でも、軽快なおじさんも良かったけど、フィナーレの幕開き(歌唱指導)で出てきた時の髭なしでキラキラした衣装を着てタカラジェンヌしてるずんちゃんの方が好きだなと思ってしまいました😂

 

和希そら(リリー)

今回のMVPを挙げるとしたら間違いなくそら

もうめちゃくちゃ良かった❗

 

男役が女役を演じる時特有のおかまっぽさが全く無かったし何と言っても歌が上手い

女役の溶け込み具合はそのまま女役に転向しても不自然では無いと感じるレベル(転向して欲しい訳じゃないけど)

 

二幕しか出番が無いのが残念すぎるぐらいですね😭

 

瑠風輝(ニコライⅡ世)

もえこさんめちゃくちゃ髭が似合いますね。

2枚目よりもこういうイケおじ路線狙った方が良いんじゃないかってぐらい今回のお役は似合ってました。

と言っても、セリフが全く無いんですけどね😂

 

軍服ですが、皇帝陛下ということで衣装にキラキラも追加されていて豪華な衣装だなと思いながら見ていました。

 

天彩峰里(少女時代のアナスタシア)

ヒロインの少女時代がしっくりきました。

元々可愛い峰里ちゃんですけど、少女らしい無邪気なところも表現されていて良かったです。

 

後はもっと大人な役で魅力を爆発出来れば…。

少女役は得意なんですけど、もっと大人な役を演じた時に何だか印象に残りにくいのが残念だなと😂

 

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感想は以上。

今回は海外ミュージカルということもあって役が少ないのが残念。

 

と言うか、主役が歌いまくってるところをちょっと削って他の人に見せ場の作っても良いのにとは思いました。

 

今回、結構注意して見ていたのですが、潤花ちゃんがよく分からなかった😂

アナスタシアのお姉さん3人のうちの一人と分かって見ていてもよく分からなかった。

何なら白鳥の湖でオデットを演じていてもうこれは潤花ちゃんだって確定してるのにそれでも何だか潤花ちゃんだと自信を持てきれなかった…。

雪組であんなに見てきたのに…。

もしかしたら雰囲気変わったのかな??

 

そして何故かあられちゃん(愛海ひかる)は分かった🤣

 

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定位置2階後方でしたが、今回は割と真ん中寄りだったので見やすかった✨

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