想い徒然

ほぼ観劇記

【宝塚】東京宝塚劇場「I AM FROM AUSTRIA」③

I AM FROM AUSTRIA③

12月28日 15:30開演 某映画館

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年末の観劇納めはこちら。

タカスペ→嵐→IAFAと続き、

1ヶ月だけで3本もLVを見ることに。

 

珠城りょう(ジョージ・エードラー)

最後なので一人一人の感想を。

たまきちのジョージは良かったですね。

前回の夢現無双が某っぽかったので

それに比べると今回の方が自然で良かったかなと。

 

ただ、たまきちの場合は

突出した何かが無いのが弱点だなと。

何をやっても「良い人っぽい」演技で終わってしまうし歌やダンスが売りでもないし…。

 

今回のジョージが良かっただけに、

何だか勿体ないなと思ってしまいました。

出てきた時の華やかさはアッパレなんですけどね。

 

美園さくら(エマ・カーター)

彼女も今回の方がイキイキしてましたね。

まさにトップ娘役としての本領発揮というか。

 

ただ、これは好みの問題かもしれませんが、

さくらちゃんの癖のある歌い方と台詞回しが

苦手なんですよね😅

昨年の雨に唄えばは良かったんですけど、

トップに就任してからちょっと酷くなってるような💦

月組トップスター龍真咲さんの「まさお節」にちょっと近くなりつつあるかなと思います。

 

とは言え、今回のエマは2作目にして彼女の当たり役かなと思います。

 

月城かなと(リチャード・ラッティンガー)

れいこさんはもう前々から絶賛しまくってますが、

とにかく良かったですね!!

 

彼女の美貌が活かされる役と衣装、

その美貌を真っ向から崩した怒りの表情。

 

今回のリチャードでれいこさんってこんなに演技が上手かったんだ!と再認識しました。

 

鳳月杏(ヴォルフガング・エードラー)

ちなつさんのパパ役も良かったですね❤

元々月組に居たからか、組替え後とは思えないぐらい

上手く月組に馴染んでいたなと思います。

 

路線でありながらパパのような

渋い役も出来るのって強みですよね。

 

千秋楽は高い音を失敗していましたが、

珠城月城鳳月と並べて見ると1番歌が安定して上手いのはちなつさんかなと思いました。

 

(と言うか、今の月組って突出して歌が上手い人が居ないんだよなぁ…)

 

海乃美月(ロミー・エードラー)

海ちゃんのお母さん役も良かったですね。

元々の顔立ちが大人っぽいからか、今回のママ役はしっくり来ました。

 

ただ、声が篭りがちで若干セリフが聞き取りづらいかなとは思いました💦

 

とは言え、途中でショーダンサーの衣装に早変わりした時の華やかさと

最後のパーティーでのドレス姿の美しさは圧巻でしたね。

 

海ちゃんがエマを演じたらどうなるのかな?

と思ったり( *´艸`)

 

暁千星(パブロ・ガルシア)

アリちゃんのパブロはやっぱり合ってはいなかったなぁ😅

とは言え、本人は男臭い男役を目指しているようで、

パブロを演じるアリちゃん自身は生き生きしていなとは思います。

 

今回の公演でおだちん(風間柚乃)とのコンビも多くて

アリおだ」という需要も一気に増えたみたいだしね( *´艸`)

 

このパブロの役、声を低く作っているので

アリちゃんの声質だとどうしてもセリフが聞き取りづらくなってしまうんですよね💦

 

アリちゃん、まだまだ勉強中ですね。

(アリちゃん勉強中って言葉が何か可愛い笑)

 

光月るう(エルフィー・シュラット)

るうさん今回は大抜擢でしたね。

出番も多いしセリフも多いし、笑わせ所もいっぱい。

この役は普段からお茶目なるうさんにしか出来ないだろうなと納得です(笑)

 

見ていて、こんなおばちゃん居るよなぁなんて思いながら見ていました( *´艸`)

 

白雪さち花(ミス・ツヴィックル)

さち花の役は面白い役どころでしたね( *´艸`)

正直さち花程の上級生じゃなくても出来る役ではありますが、

さち花だからこそ出来る役どころだったかなとも思います。

あのちょこまか動く感じがツボなんですよね( *´艸`)

 

はけ際に「ライブビューイングでも見てるのかしら」

なんてアドリブ入れるところはさすがだなと思いました(*^^*)*1

 

千海華蘭(ホルガー)

母イチオシの華蘭くん

ホームレスのホルガーよりどっちかと言うとセレブの方が良かったんですけどね。

華蘭くんはダンスでセンター付近に居たり

フィナーレでさち花(白雪さち花)と歌っていたり

何気なく目立つ場面に居るんですよね。

セレブの時のチャラい雰囲気が小芝居にも出ていて良かったです( *´艸`)

 

輝月ゆうま(ライナー・ヘルガー)

まゆぽんはどこに居ても(物理的に)目立つし

カッコ良いですよね⭐

カメラを持つ手が完全にプロの手つきでした( *´艸`)

群舞のダンスがカッコ良いですよね❤

 

風間柚乃(フェリックス・モーザー)

数々の代役を務めてきて貫禄が出過ぎたせいか

「研10」とか芸歴詐欺とか言われてきたおだちんですが(笑)

ここに来て等身大な役が来たなと。

 

元々の歌が上手いのは知っていましたが、

あえて等身大の役を演じることで

大きく背伸びした役じゃなくても普通に演技が上手いんだなということが分かりました。

 

すぐ上の超路線がフェアリー系のアリちゃん(暁千星)、

そして渋めの役も出来るおだちん

上手くタイプが分かれたなと思いますね。

 

きよら羽龍(シュティーグル)

可愛いですねやっぱり❤

目立つ場面は一つだけですが、

少し上の路線、ゆーゆちゃん(結愛かれん)とじゅりちゃん(天紫珠李)がニコイチにされていることで

却って目立つポジションになったなとも思ったり。

前回クルンテープで歌の場面に抜擢されていたし、歌も上手いんだと思うので

これからが楽しみですね(*^^*)

 

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と言う訳で観劇納めの感想でした。

やっぱりIAFA楽しいですね(*^^*)

 

とにかく、2019年中に間に合って良かった!!(ヲイ)

*1:ちなみにUCCの貸切の時は「UCCのコーヒーでも飲んでるのかしら」って言ってました。