想い徒然

ほぼ観劇記

私の好きな宝塚(100記事目に寄せて)

私の好きな宝塚(100記事目に寄せて)

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ついに、このブログも100記事目を迎えました✨

 

昨年の春に開設して約1年半、早いものですねぇ…

 

せっかくの100記事目なので、何か企画ものをしたいなぁなんて思い、

やっぱり大好きな宝塚を語りたい!と思ったので、今回は宝塚100周年から見てきた中で、特に好きな公演、ショーについて語りたいと思います(*^^*)

 

私の好きな公演(大劇場編)

ベルサイユのばら-オスカル編-(2014年5月2日〜7月27日)

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よく、「ヅカヲタは一番初めに見た〇〇(今回はベルサイユのばら)を親だと思い込む」と言いますが、まさにその通り(笑)

元々気になる存在ではありましたが、ますますかなめさん(凰稀かなめ)を好きになったのがこの公演です。

もう、ここまでオスカルがハマる人は居ないと思う!

かなめさんの役作りはもちろん、男役としては高い声、そして美しさ。

主役のオスカルは女性として生まれながら男として育てられますが、宝塚の男役もまさしく女性として生まれながら男を演じるという意味では同じ境遇

だからこそ、男臭くても女子すぎてもいけないのです。

かなめさんの演じるオスカルは男と女の狭間を上手く見せていて、もう多分かなめさん以上のオスカルは現れないんじゃないかなぁなんて思っています😅

 

エリザベート(2014年8月22日〜11月16日)

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こちらも「初めて見た〇〇を〇〇…(省略)」

トートのみりおちゃん(明日海りお)、フランツのみっちゃん(北翔海莉)、ルキーニのだいもん(望海風斗)が揃って歌うまと、かつてない程の最強布陣。

 

更にこの公演の凄いところは

みりおちゃん(明日海りお)、

蘭ちゃん(蘭乃はな)、

みっちゃん(北翔海莉)

だいもん(望海風斗)

ゆきちゃん(仙名彩世)

れいちゃん(柚香光)

かのちゃん(花乃まりあ)

真彩ちゃん(真彩希帆)

と、既に就任済み、当時就任発表済みも含めてトップスターが8人も出演!

 

更にキキさん(芹香斗亜)もトップに王手を掛けているのでまだまだこのエリザベートに出演したトップスターは増えそうですね。

 

とにかくクオリティーの高いエリザベートを見たい方はこちら!の公演です。

 

星逢一夜(2015年7月17日〜10月11日)

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ちぎみゆ(早霧せいな・咲妃みゆ)トップの作品は外れがないのですが、その中でもオススメなのはこちら。

とにかく泣けます。

ちぎみゆだいもん(望海風斗)が子供時代から大人まで演じるのですが、子供時代の無邪気な姿からの大人になった後、身分の違いからのすれ違いがとにかく切なくて…😭

こちらは上田久美子先生の大劇場お披露目作品なのですが、女性ならではの繊細なストーリーの描き方に感嘆を覚えずにいられません。

この切なさは夏の終わりに見たい作品ですね。

 

ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜(2017年11月10日〜2018年2月11日)

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だいきほ(望海風斗・真彩希帆)お披露目作品。

これでもかという美声を聞きたいならこちらですね。

歌の上手いトップコンビがとにかく歌いまくります。

歌いすぎて喉が潰れる(リアルに)程歌いまくる作品です。

こちらは、「ジキル&ハイド」や「THE SCARLET PIMPERNEL」の作曲を手掛けたフランク・ワイルドホーン氏が全編描き下ろしたというだけあってとても聴きごたえのある曲ばかりです。

なので、映像だけでなく是非CDでも聞いて欲しい公演ですね。

 

CASANOVA(2019年2月8日〜4月28日)

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こちらも楽曲の勝利な公演。

但し、悲恋なひかりふる路に比べて、こちらはハッピーエンド

幸せな気持ちになりたいならこちらな公演ですね。

退団を控えたゆきちゃん(仙名彩世)の晴れ晴れとした歌声、安定期を迎えたみりおちゃん(明日海りお)の伸びやかな歌声。

何かと結ばれぬ役が多い二人でしたが、この公演ではゆきちゃんの体当たりの愛が暑苦しい程に(笑)見ることが出来て、見た後は「ああ、良かったなぁ」という気持ちにさせられます。

 

私の好きなショー

PHOENIX 宝塚!! —蘇る愛—(2014年11月7日〜2015年2月15日)

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トップスター凰稀かなめ退団作、そして、別格として同期のトップスターを支えた緒月遠麻の退団作。

何かと批判されることの多いきたてる(凰稀かなめ・緒月遠麻)でしたが、私は大好きなコンビでした。

だからこそ、刑事キタロール(緒月)の扮装をしたフェニックス(凰稀かなめ)がネクタイの長さを争ったり、きたてるまあくん(朝夏まなと)を加えた3人で息のあったダンスを魅せる中詰め等、同期ならではの関係をこれでもかと魅せるこの公演が大好きでした。

今でも2月15日はきたてる記念日です😭

 

宝塚幻想曲(2015年3月13日〜6月14日)

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みりかの(明日海りお・花乃まりあ)コンビお披露目作品。

初めて宝塚作品で感銘を受けたショーがこちらですね。

もう、とにかく楽しい!

隣で観劇していた母曰く、「いつもより手拍子に力が入っていた」程。

 

もちろん主題歌のノリが良いのはもちろんですが、なんと言っても和太鼓の心地良さ!

このショーは台湾でも披露されるショーだったので「日本」を推したショーでした。

和太鼓もちゃんとジェンヌさんが叩いてるんですよ( *´艸`)

 

中詰めのドヴォルザークの「新世界」日本の童謡(?)「さくら」を終盤に持ってきたりととても耳馴染み良いナンバーばかりで大好きでした(*^^*)

 

VIVA!FESTA!(2017年2月3日〜4月30日)

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トップ娘役実咲凜音退団公演。

このショーの売りはなんと言っても中詰めのソーラン節

最初は「宝塚でソーラン節!?」なんて思ったりしましたが、一度聞いたらハマるハマる💓

当時トップのまあ様(朝夏まなと)の持つ熱さに宙組生がついて行っていて、冬〜春にかけた公演でしたが、とても熱い舞台でした。

「ソーランそ〜ら組(宙組)!」なんて考えた中村A先生(多分)は天才だと思う。

 

SUPER VOYAGER!-希望の海へ- (2017年11月10日〜2018年2月11日)

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100周年が私の原点ならこの公演は私の再出発地点。

かなめさん(凰稀かなめ)が退団してからというもの、みりおちゃん(明日海りお)良いなぁ〜、真風(真風涼帆)カッケーなぁ〜、だいもん(望海風斗)素晴らしいなぁなんて、何となくこの辺にたどり着くんだろうなぁと思いながらゆるく浅く観劇していました。

この公演も「いつもはB席だけど、だいもんトップ就任したし御祝儀も兼ねてS席にしてみよ〜」なんて軽い気持ちで観劇していました。

ところがどっこい、銀橋で「泣き虫プリンセス」なんて歌うあの人!!めちゃくちゃ声が好み!!

それがあーさ(朝美絢)なのです。

 

今まで何となく名前は知ってたけど、顔と名前が一致しないし、

「あぁ、そう言えばPUCKの新公主演してたねぇ」

「A-ENってやつでなんか演目やってたねぇ」

「グランドホテルか。この前チラッと見た新公でロナンやってた人(=暁千星)良さげだからその人がメインの回にしよ」

なんて、むしろアリちゃん(暁千星)の方が認識してたのに。

だいもんを見に行ったつもりがいつの間にかあーさあーさ言うようになったのがこの演目です。

 

それからと言うもの、雪組は常に5回以上は見に行くようになったのですが、やはりSUPER VOYAGERを越えるものはまだないなぁと思います。

 

ワクワクするようなテンポの良い主題歌

耳馴染みの良いJ-POP(アンダルシアに憧れて等)、

ラ・ラ・ランドのようなダンスやマスゲームのような動きで魅せる技、

これでもかと言う程聞かせるトップコンビの美声、

なんと言っても100点満点な衣装…

 

これ以降雪組は「Gato Bonito!」と「Music Revolution!」と2つのショーを繰り広げてきましたが、どちらもどれかが欠けてしまっているんだよなぁ。

 

もちろん、ハマりたてはこれでもかと言うほど映像を見まくるし、個人的に野口先生と相性が良いというのはあると思いますが、これほど終わりが惜しいと思った公演も初めてで。

 

それを抜きにしてもこの公演は歌・ダンス・演出・衣装、何をとっても素晴らしいので是非見て欲しい公演ですね。

 

BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−(2018年7月13日〜10月14日)

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みりゆき(明日海りお・仙名彩世)体制ここに極まれりという公演ですね。

と言うか、みりおちゃん(明日海りお)これで退団か!?という程、みりおちゃんの魅力を詰め込んだ作品ですね。

 

この公演は乗っけから最高なんですが、

柚香光瀬戸かずや鳳月杏水美舞斗優波慧綺城ひか理飛龍つかさ

と、花組が誇る路線スター達がマントを羽織って舞うのですが、まるでディズニーハロウィンが始まるかのような曲で登場します。

「真夜中の舞踏会」というコンセプトらしいですが、私にとっては「ディズニーハロウィン」にしか見えなくて…笑

観劇したのも10月だったので時期的なものはあるかも( ̄▽ ̄)

ディズニーのパレードとかって、曲が始まるとテンションが上がると思うのですが、まさしくそれです💓

 

他にも、れいちゃん(柚香光)、舞空ちゃん(舞空瞳)中心とした名ダンサーがオシャレに踊るシーンや、

みりおちゃんの宝塚愛が垣間見える歌詞「エターナルガーデン」や、

95期ヲタ歓喜まいれい(水美舞斗・柚香光)を中心としたアイドルのオンステージのような場面…

 

野口先生の作品は見どころいっぱいで楽しいですね(*^^*)

 

私の好きな別箱公演

義経妖狐夢幻桜(2018年3月29日〜4月9日(宝塚バウホール))

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朝美絢初単独主演作✨

私があーさ(朝美絢)にハマってすぐの頃、もうチケットの先行抽選は軒並み終わっていて、あーさロスにショックを受けていたところ、「救いの女神」が現れて✨

持つべきものは人脈の広いヅカ友!!

「これは遠征ではなく帰省だ」と無理やり言い聞かせて、年末年始も過ぎGWもまだなとても帰省シーズンではない4月上旬に行ってきました"(ノ*>∀<)ノ

 

これが、朝美さんの歌声が存分に聞くことが出来て、体全身が震えました。

本公演では路線ではあるものの4番目(?)という微妙な立ち位置ゆえ、特に芝居でソロを貰えることはそうそうありません。

 

元々あーさの歌声を聞いてハマったので、あーさの歌がこれでもかと聞けるのはとても嬉しいこと✨

 

もう完全なるエコ贔屓ですが、あーさが好きで、あーさの歌声を聞きたいなら断然コレです!

 

Delight Holiday(2018年11月30日〜12月9日)

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私が初めて宝塚のコンサートに入ったのはこの公演です。

 

ハロヲタ、ジャニヲタ出身なので、幾度となくコンサートには参加していますが、全編着席のコンサートは初。

最初は着席ってどうなんだろう?と思いましたが入ってみれば結果楽しかったです。

 

平成メドレー有り、ディズニーメドレー有り、クリスマスメドレー有り、と後半にかけて楽しくなっていくセットリスト。

 

そこまで宝塚要素が濃い訳ではないので、宝塚を知らない人が見ても楽しい公演なんじゃないかなと思います。

 

メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-/EXCITER!!2018(2018年11月22日〜12月16日(全国ツアー))

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95期ヲタ、まいれいヲタはもれなく見るべし。

 

スカステではいからさんを視聴し、すっかり華優希大好き人間となった私は華ちゃんが全ツで主要メンバー!」ということで飛びつくようにチケットをもぎりとった訳ですが公演を見る頃にはすっかりまいれい(水美舞斗・柚香光)の虜。と言うか、マイティー(水美舞斗)の虜。

 

芝居では一攫千金をかけて悪巧みをする大学生コンビを演じる二人(柚香・水美)ですが、その息のあった間合い、掛け合いがもう双子のようで💓

 

ショーでもまいれいの場面があったりまいれいの場面があったり!!(大事なことなので2度言いました)

 

と言うか、Exciter!!というショー自体がもう完成度高い。

 

Exciter!!は曲も構成も良いので、2017年の明日海りおverとか初演の真飛聖verとかもうどれを見ても外れはないですね。(2010年の再演verだけ見たことがない。)

 

それを過去4度の上演皆勤賞の柚香光水美舞斗が真ん中に立って公演するもんだからそりゃもう間違いないでしょって。

 

まあいいから一度見なされ。

 

20世紀号に乗って(2019年3月22日〜4月7日(東急シアターオーブ))

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だいきほ(望海風斗・真彩希帆)悲願のハッピーミュージカル。

しかし、円盤には残らないorz

歌・芝居等の技術力があるので複雑なストーリー(悲恋)になりがち、やっと来たハッピーエンドはブロードウェイミュージカルなので版権問題に引っ掛かり…

技巧派トップ故の悩みですね。

 

この作品はとにかく見ていて楽しいです。

 

主役のトップスターは走りゆく汽車にしがみつきながら登場、

 

ヒロインは妄想女子、

 

2番手はおバカなナルシスト、

 

トップスターのお付は酒飲みと胃潰瘍

 

ヤバい奴ばっかりwwww

 

それに加えて認知症気味のばあさんが暴走したり、有名脚本家(ナルシスト2)が物語を掻き乱したりと、まさにドタバタコメディー。

 

それだけじゃなくて、立っているだけでカッコ良い車掌さん(彩凪翔)やウエディングドレスとタキシード姿のトップコンビ等、目にも麗しい場面もたくさん。

 

あ、真彩ちゃん(真彩希帆)めちゃくちゃ喋ってめちゃくちゃ歌うので真彩ヲタは是非見て欲しい!

 

って、もう見る術がない。゚(゚^ω^゚)゚。

 

映像で見て気に入った物たち

A-EN(ARTHUR VERSION)(2015年8月29日〜9月7日(宝塚バウホール))

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朝美担の教科書ことA-EN

あーさが好きなら絶対この公演好きだしあーさにハマりかけの新規に見せると間違いなく落ちる。

 

というのも、演出家が語る公演解説がこれ。

学園一の「ツンデレ美男子」アーサーがうだつの上がらない残念女子と出会い、プロムに向けて究極の美少女にする為に「レッスンする」ラブ・コメディ。

ね、もう落ちる要素しかない( ̄▽ ̄)

 

「もう絶対離さねぇからな、泣き虫プリンセス」というセリフは伝説となり、数年後、「SUPER VOYAGER」で歌にして歌わせたのは有名な話(笑)

 

そんな、宝塚には珍しい「俺様系」主人公がたくさんの「キュン」ポイントを届けてくれる作品です💓

書いてる自分が恥ずかしくなってきた(笑)

 

芝居とショーがあると大体ショーの方が好きな私ですが、今作は珍しく芝居の方が好きなんです。

 

はいからさんが通る(2017年10月7日〜10月15日(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)/2017年10月24日〜10月30日(日本青年館ホール))

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初めて華ちゃん(華優希)を知ったのはこの公演でした。

気にはなっていたのですが公演は見に行かず…スカステで放送されたものを見ると行けば良かった!と大後悔。

 

この公演の良さは少尉を演じるれいちゃん(柚香光)のカッコ良さひたむきな少女紅緒をを演じる華ちゃんの体当たりの演技!

 

そして、何といってもトキメキ満載のストーリーの良さですよね✨

 

少女漫画原作ですが、少女漫画特有の無理やり感はなくて、サラッとときめかせるような仕草とかセリフが入ってるのが良いんですよ💓その点「花より男子」は無理やり感あったかな😅

 

来年の春には大劇場で再演されるようで、今からめちゃくちゃ楽しみです🎶

 

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何と、ここに来て6500字を越えましたΣ( ̄□ ̄)!

 

本当は好きなジェンヌさんとかも語りたかったのですが、あまりにも字数が多すぎるのでいつかのタイミングで語りたいと思います。

 

これからも観劇しまくる予定なので、その度に感想を書いていきたいなと思います(*^^*)