想い徒然

ほぼ観劇記

【宝塚】東京宝塚劇場「ファントム」④

ファントム④

2月9日 11:00開演 東京宝塚劇場

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4回目のファントム。

前回に倣うなら四トムですね(笑)

 

今回はAパターン初見にして見納めでした。

 

Aパターン

千秋楽も終わってしまったので、今回は役替わりに関することのみ言及します。

 

今回の役替わりAパターンは

フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵:彩凪翔

アラン・ショレ:朝美絢

という配役です。

 

一言で言うなら、どちらもAパターンの方が合っていたような?と言うのが感想です。

 

彩凪翔(フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵)

翔ちゃん(彩凪翔)の伯爵はとにかくカッコ良い!

持ち前の華やかさがシャンドンの貴族という役柄にマッチしていてとてもよく似合っていました。

 

カッコ良かったのは、特にエリック(望海風斗)と戦うところ。

動きが素早くて、何だかすごく運動神経良さそうだなと感じたんですよね。

あそこだけでも何度もリピートしたいわぁ。

朝美(朝美絢)シャンドンがクリスティーヌ成長を包み込むように見守る優しいシャンドンなら、翔ちゃんは一途に真っ直ぐにクリスティーヌに恋をするシャンドン。

どちらのシャンドンも良いなと思いました。

 

朝美絢(アラン・ショレ)

対して、贔屓でもあるあーさ(朝美絢)のショレ。

翔ちゃんのショレよりも作り込みがもっと年上だと感じました。

 

あーさってお芝居が上手いから、シャンドンみたいなキラキラした2枚目よりもアラン・ショレのようなクセが強い役の方が上手いんですよね。

今回も芝居の上手さが存分に発揮されていました。

 

印象を一言で言うなら「虚勢を張ったちびマリオ」(笑)

カルロッタ(舞咲りん)の前では「ここ、ここだよ」って感じで頬にキスを求めたり、言動からもカルロッタよりも優位に立とうと頑張るのですが、全然報われない(笑)

 

でも、マリオのようにちょこまかと動いて必死にカルロッタの気を引こうとするショレが可愛かったです。

 

 

もちろん、Bパターンも良かったのですが、本人の適正と合わせると言う意味では宝塚初日/東京千秋楽/DVD収録のある、言ってしまえば表面の役替わりこの配役で良かったと思います。

 

今後、あーさが3番手に上がるのか、それとも翔ちゃんが上がるのか、どちらも上がれないのか、番狂わせが起こるのか、雪組人事がどう動くか分かりませんが、どう転がっても二人を応援していきたいなと思います。

 

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今回の役替わり


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劇場前は門松からお雛様にチェンジしていました。


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生観劇は最後なので記念に。