想い徒然

ほぼ観劇記

【宝塚】宝塚大劇場「霧深きエルベのほとり」

霧深きエルベのほとり

1月12日 15:00開演 宝塚大劇場

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今回は珍しくムラ(宝塚大劇場)での観劇でした。

 

ムラにはエリザベート以来3ヶ月ちょっと振り。

贔屓組の時にはなかなか来れない宿命みたいです(´;ω;`)

 

前半の盛り上がりと後半の…

正直言うと、星組はお目当てが下級生と言うことと、ちょっぴりトップが苦手と言うこともあり、あまり気合いを入れてきてなかったのですが、なかなかに良かったと思います。

 

トップ以下の登場の仕方が大階段歌い継ぎでのっけから華やかでのっけから気合いを感じたり、芝居なのに客席降り(2階には来ないけど)があったりとサービス精神旺盛で盛り上がりを感じました。

何だかのっけからクライマックスって感じで見ているこっちも楽しかったです。

 

…が、それは前半戦の話。

 

後半になるに連れてどんどんシリアスになっていき、暗くて静かな場面を主要5名ぐらいだけ結構長い時間繋ぐところがあって、何だか退屈してしまいました(^_^;)

マルギット(綺咲愛里)のことを思ってなのは分かるけど、ちょっとカール(紅ゆずる)嫌な奴過ぎないか??

ロリアン(礼真琴)がめちゃくちゃ良い奴なだけに、結構な尺を取ってただただカールのわがままに付き合わされているだけな気がして何だかなと。

 

最後には真相が明らかになりめでたしめでたしな終わり方ではないだけに、周りからすすり泣きの声も聞こえてきましたが、ここの長時間に飽きてしまい、何だか感情移入出来ない自分が居ました。

いっそのことロリアンがブチ切れてカールと喧嘩でもした方が面白いような気がする( ̄▽ ̄;)

 

なんて、何回か観劇したらそこの所もきっと印象は変わるんでしょうけど初見ではこんなところ。と言っても次の観劇予定はないから初見で終わりだけど(^_^;)

 

紅ゆずる(カール・シュナイダー)

脚本なのか紅さんの演じ方なのか分かりませんが、「こいつ、水夫じゃなくてチンピラか?」と言うのが第1印象。

私、紅さんの紅節が苦手で、タカニュで初日映像見た時に危惧していたのですが、今回はやはりそうでした。

 

THE・紅ワールド全開

 

前回のANOTHER WORLDは大丈夫でしたが、今回はダメでしたね(^_^;)

後に残る感じの台詞回しが苦手。

後半の退屈具合もですが、このカールに感情移入出来ないのもあって余計に最後の場面は感情移入出来ませんでした。それなりに感動はしたんだけどね。

 

まあ、これは紅さん苦手な私の意見なので大分主観の感想です。

先に観劇した友人は紅さんの演技にとても感動したと言っていたので感想は各人各様ということで。

 

綺咲愛里(マルギット・シュラック)

今回は、家出した貴族の娘というあーちゃんにぴったりな役。

こういう役、新公なら星蘭ひとみちゃんがぴったりだったと思うんだけどなぁ…

世間知らずな娘という雰囲気が可愛さと共に出ていたと思います。

前半のカール(紅)に連れられてビア祭りの夜を満喫している様子とか、心から祭りを楽しんでいる姿が全身から溢れ出していてとても良かった(可愛かった)です。

 

はい、上記見ての通りあーちゃん贔屓でございます(笑)

どうやら私の好みの系統は、娘役に限って言えば可愛いかったら実力があろうがなかろうが関係ないというタイプみたいですね。

確かに、男役は声で好きになるけど娘役は見た目の可愛らしさで好きになるかも。

後半退屈してしまったエルベですが、あーちゃんの可愛さ(とまこっちゃんの実力)でまだ救われた感があります。

 

にしても、スカーレット・ピンパーネルのマルグリットに今回のマルギットにめちゃくちゃ役名似てるから混同しそうになった…

 

礼真琴(フロリアン・ザイデル)

マルギット(綺咲)のことが好きだけど、マルギットカール(紅)のことを好きだと分かると誰よりも二人の結婚を祝福するめちゃくちゃ良い奴

カールが出ていった後もマルギットと共にカールを探しに行ってあげる程の優しさです。

 

ただ、まこっちゃんが演じる役にしては物足りないかな(^_^;)

まこっちゃんは悪役とかもこなせてしまう分、今回のただただ良い奴という役柄は勿体ないような気がしました。

とは言え、私が観劇したのが開幕して2週間という比較的早めの観劇だったので、終盤にはもっと中身が詰まった魅力的な男性になってるかもしれませんね。

 

英真なおき(ヴェロニカ)

今回は酒場の女主人という役どころ。

これだけ学年がいった専科役者さんが女役を演じるなんてことがあるんですね( °_° )

 

じゅんこさんでは初めて見た女役でしたが、さすがの専科役者、貫禄たっぷりでした。

最後のカールの嘆きを聞いてあげる場面なんかホントに優しくて優しくて(´;ω;`)

本当は万里柚美さんなんかが演じる役どころなんでしょうけど、じゅんこさんが演じても何の違和感はなく、圧倒されてしまいました。

 

星蘭ひとみ(ローゼマリー・マインラート)

今回のお目当て、ひとみちゃん

とにかく可愛いの一言。

ベンチに座って歓談する姿とかカールマルギットの婚約パーティーでヒソヒソとお話する場面とか貴族そのものでした。隣に居たのは極美慎くんかな?

今回、一言だけセリフがありましたよ( *´艸`)

 

水乃ゆり(ベティ・シュナイダー)

カールの妹という役どころです。

新公ヒロインに本公演の役に随分上げられましたね。

田舎娘という役どころなので訛っていましたがあれはどこの方言を真似たんだろう??

今回で顔は覚えたので、次回からどんな配役を当てられるのかが楽しみですね。

 

と、印象に残ったのはこんなところ。

 

今回退団のかいちゃん(七海ひろき)に95期贔屓なら注目のせおっち(瀬央ゆりあ)に娘2ポジションのくらっち(有沙瞳)など意外と印象に残らなかったかな(^_^;)

 

あ、今回初めてひろ香祐くんに気付くことが出来ました(*^^*)

こうやってだんだん認識出来てくる生徒さんが増えていくのはとても楽しいですね。

 

 

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久しぶりのムラ!

いつの間に工事してたんですね。

 

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横の壁(?)は103期から104期にバトンタッチしていました。

 

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95期の4人並び(*^^*)


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今回退団のかいちゃん(七海ひろき)は母に向けて

 

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いつも撮るピアノですが、今回3曲しかないんですね( °_° )


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まだ謹賀新年モードでした(*^^*)

開演前のアナウンスも「皆様、あけましておめでとうございます」だけどいつまでお正月仕様なんだろう?


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久しぶりのアルハンブラ!!

東京でも売ってますが公演中の組カラーしか売ってないのでね。(と言っても買ったのは結局公演中の星組カラーだけど)

 

久しぶりのムラで舞い上がって色々と撮ってしまいました( ̄∇ ̄*)ゞ