『Gato Bonito!!』 ~ガート・ボニート、美しい猫のような男~
9月2日 15:30開演 TOHOシネマズ日比谷
さて、楽しすぎたガートボニート。
これの為に平成最後の夏を捧げたと言っても過言ではありません(笑)
第1夜 フェスタ・ド・ガート-猫たちの饗宴ー
第1場
いきなり出てくる可愛い子猫たち。
私はあみガチニョ(彩海せら)とひまりメニナス(野々花ひまり)に夢中でした。
ひまりちゃん(野々花ひまり)はタカラヅカ・ニュース*1のコーナーでも猫の手に見えるように研究していると言っていましたがまさに子猫たちが舞い踊っているようでした。動きが忙しなさすぎて双眼鏡が追いつかない!笑
子猫たちが踊っていると、ガート・ダハイニャ、組長のみとさん(梨花ますみ)がセリ上がって歌い始めます。最初こそ「なぜみとさん?」と疑問視されましたが、公演後、みとさんの専科組替えが発表され、「餞別だったか」と納得したことでしょう。次回のファントムはショーがないからね(^_^;)
第2場
みとさんがセリ下がった後はオーケストラピットから咲さん(彩風咲奈)がピョコンと飛び出して歌い始めます。
しばらくすると、雪組の男役たち(トップスターと子猫たちは除く)が銀橋に勢揃い。私のテンションもマックスです(*^^*)
この場面、惜しむらくはほとんど贔屓であるあーさ(朝美絢)のことしか見ていなかったこと。他も見ようとは思うんですが、なかなか贔屓から目を離せず(^_^;)DVDで要確認ですね。
ちなみにこの場面、私は咲さんの登場にしばらく気付かず、最後の2回ぐらいでやっと見つけました(笑)
第3場
ここで、我らがトップスター、望海風斗が登場します。というか、目を覚まします。だってベットの上で寝そべってるんだもん。
そこで感じるのは圧倒的美声。発声のしにくい寝そべってる体制でも声は衰えず。あーさが組替えしてだいもん(望海風斗)の歌の力にびっくりしたと言っていましたが、稽古場の至近距離で聞くとより凄いんでしょうね。
そして注目したいのがコーラス。だいもんが歌い終わった後はコーラス隊が引き継いで歌うのですが、ひめさん(舞咲りん)とあいみさん(愛すみれ)が気になって仕方ない。
二人とも、研20(舞咲)と研10(愛)*2ともうベテランの域ですが、出てきた時の迫力が凄いです。コーラスで歌い終わった後、娘役たちの間を掻き分けるように前に進むのですが、ここに目を奪われて仕方ないです。銀橋でセクシーに寝そべるだいもんよりも気になってしまう。ゴメン、だいもん(笑)
第4場
真彩ちゃん(真彩希帆)のソロ歌唱の後、いよいよプロローグの(個人的)どピーク、ガート・マシュAによる銀橋渡りです!ガート・マシュAは凪様(彩凪翔)、あーさ、ひとこさん(永久輝せあ)の三人で銀橋を渡るのですが、この歌唱が非常に短い(泣)しかも、この三人は一人で銀橋渡り出来るレベルの三人なので、ひとまとめにしてしまうのは非常に勿体ないなと思いました。しかし、イケメン三人が一気に銀橋を渡る訳で、もう目も耳も足りない!現在発売されている、主題歌CDがあるのですが、ここの場面だけ永遠にリピートして聞いてます(笑)
第5場
銀橋渡り、だいもん登場、全員歌唱の後大分端折ったwだいもんと真彩ちゃんだけ残って「クンバンチェロ」を披露。ここのだいもん、かなり熱い。真彩ちゃんの手を引くだいもんの力強さも凄いし、何と言ってもすっげぇ巻き舌。私、巻き舌出来ないから羨ましいわ
千秋楽では、だいもんに合わせてカゲトリオ*3も熱かったですね。
望海「クンバンクンバンクンバンクンバン千秋楽!!」
トリオ「千秋楽!」
望海「ボンゴボンゴボンゴありがとう!」
トリオ「ありがとう!」
裏で打ち合わせしてたのかと思うと何か微笑ましいですね(*^^*)
第2夜 ガート・インテリジェントー賢い猫ー
第7場
ここからは咲さんにバトンタッチ。
ひらめちゃん(朝月希和)との掛け合いになるのですが、ゴメン、後ろの子猫たちが気になりすぎる。パーマのかかった髪に猫耳が可愛いみちるちゃん(彩みちる)♡あがちん(縣千)とのデュエットもキュートです。特にあがちんはダンス上手いからよりこのコンビが光って見えました(完全贔屓目)
第8場
ここから若い子猫ちゃん達がたくさん出てきます。私はもちろん、あみ(彩海せら)猫に夢中です。研3ながら、結構真ん中で踊る場面も貰っていましたね。
いや〜、この場面、すっかり下級生に夢中でしたわ〜♪咲さん、ひらめちゃん、ごめんなさい
第3夜 キャット・スプルーしなやかな猫ー
第9場
ダンディーな格好で出てくるだいもん。
ここでも気になるのが娘役姉さま。
ボンベイ役のあいみさん(愛すみれ)は勿論、銀橋でだいもんを取り合いながら歌うひめさん(舞咲りん)、あゆみさん(沙月愛奈)ここがあゆみさんだったかはちと自信ない(^_^;)がバチバチしてて面白いです。
第10場
幕が上がり、タンゴクラブの場面です。
ここでは超イケメン、凪様(彩凪翔)、あーさ(朝美絢)の二人がピンスポットを浴びて登場します。
この場面ではほとんどあーさを見ていたのですが、髪を掻き上げる仕草がいちいちイケメン。途中で出てくる真彩ちゃん(真彩希帆)とタンゴを踊るも、だいもんに取られた後は悲しむでもなく「やれやれ」と言った表情。
すごくキザでナルシストではありますが、ドSな表情に殺られてしまいます(*´∀`*)
そして、凪様とあーさが去っていった後にはカリさん(煌羽レオ)としゅわっち(諏訪さき)の歌唱。ピークに達した時に女(真彩)を抱いたまま歌い上げるだいもん。歌声も然ることながら、だいもんのドS具合にもドキドキ♡
この場面はガートボニートの中でも三本指に入るほど好きな場面です。
第4夜 クーラ・キャットー猫祭りー
第11場
上手の子猫ちゃん達を見ていると、突然やって来るメインクーンあーさ!いつも突然やって来るのでびっくりしてしまいました。慣れろよ
ここの場面、豹柄の衣装を来て終始オラオラしてるあーさですが、私が求めてるのってこういうことじゃないんですよね(^_^;)
一個前の場面のタキシードの方がよっぽどカッコ良かったなぁとは思います。
後は、歌がないのは非常に勿体ない。ただでさえ、銀橋渡りでもソロがなかったので、せめてここで歌は欲しかったなぁと思います。
とは言え、せっかく貰ったソロ場面。文句ばかり垂れていてもしょうがないのでしっかりとこの目で贔屓を焼き付けました。あーさが真ん中じゃなかったら間違いなく周りの娘役しか見てないんだろうね(^_^;)
第12場
猫祭りの場面です。
上手から下手に向かって踊りながらひたすら銀橋を渡るだけではあるんですけど、こういう銀橋渡るだけって今まで見たことなかったので斬新な演出だなと思いました。
何人かに一人、猫じゃらしや金魚を持って歩くのですが、あがちん(縣千)の持ってる「YUKIGU MILK」にユーモアがあって面白い( ̄▽ ̄)確か、今回で退団された桜良花嵐さんも何か(多分金魚)を持ってたと思います。
第14場
さて、物議を醸した全身タイtsu…スーツ姿の咲さん(彩風咲奈)、凪さん(彩凪翔)、あーさ、ひとこさん(永久輝せあ)の登場です。
この衣装、体の線がはっきり出て、背中がガッツリ出ていて結構エロい…これ、前情報無かったらどんな気持ちで見ていたんだろう…とりあえず、あーさの線の細さと凪様のたっぷりした胸元が気になって仕方なかったです。
ライブビューイングで見てて気付いたんですが、だいもんとスーツマン(まとめた)がそれぞれペアで踊る時、「緑」「紫」「ブルー」「純白」とそれぞれ着ているスーツの色を歌詞に練り込まれてたんですね。ライビュで客観視しないと分かんないわこれ(^_^;)
第16場
謎のスーツマンとのタンゴの後、全員出てきて中詰め、そしてまたまただいきほ(望海風斗・真彩希帆)二人残って歌唱です。最初のトップコンビの場面はだいもん、今回の二人場面は真彩ちゃんも一緒に歌唱です。
熱く燃えるだいもんに負けじと真彩ちゃんもコーラスで応戦するのですが、
「パッパッパーラパッパッーラパッパッ!!」
「パッパッパーラパッパッーラパッパッ!!」
の掛け合いがもう熱い!
こんな破裂音だけでも伸びやかに歌い上げるだいもんも凄いですが、負けじと食らいつく真彩ちゃんも健気で可愛い。このコンビの雪組だからこそ余計に雪組が好きなんだなと改めて感じました。
第6夜 ガート・ド・ディヴァティメントー楽しい猫ー
お父さん猫のにわさん(奏乃はると)が子猫に読み聞かせるように歌い始めます。子猫をいなすような「うにゃー!」が可愛いにわさん(笑)にわさんの歌に合わせて「シンガー」でポーズを決めるあみちゃん(彩海せら)が可愛い(*^^*)
そして、だいもんが1階後ろの客席から登場。あーさ、真彩ちゃん、ひとこさんは舞台から登場してきます。2階の置いてきぼり感凄いですが、1階に座ったら座ったで今度は近くのだいもんか舞台上の贔屓か、どっちを見たら良いのかというジレンマ。
ひととおりだいもんが歌うとアドリブコーナーに入ります。千秋楽は何と、フリープランということで(笑)多分ある程度は考えてきて、後は本当にアドリブなんでしょうね。ひたすらに「ありがとう!」「僕のこと絶対忘れないでね!」と叫ぶ可愛いだいもんでした。ちゃんと舞台上の3人への挨拶も忘れない(笑)
ちなみに、今回の舞台5回観劇したのですが、
1回目:スカイツリーと宝塚のコラボ、7月いっぱいまでやってるよ
2回目:ひたすら語尾に「イープラス?」(e+貸切公演)
3回目:客にファッションチェックして貰って合間に「僕はモテファッション♪」を挟み込む(どうやらファッション関係のお客さんが来てた模様)
4回目:ガトえもん(ドラえもんのマネ)
5回目:今日は防災の日。僕にとっての「おはし」とは、「お前を 話さない 幸せにしたい」
でした。
傑作はガトえもんでしたね(笑)「巷で僕は、美しい猫、いや、美しすぎる猫、いや、美しすぎる猫型ロボットと呼ばれます!」
99回のアドリブ、お疲れ様でした。
第7夜 キャット・ヴィオレンター激しい猫ー
第19場
前の場面で温まりすぎているので、ここの場面で急に空気変えるの大変ですよね(^_^;)
毎回のように歌い出しの翔ちゃん(彩凪翔)に「頑張れー」と思っていました。
第21場
翔ちゃんと咲さんで場を温めつつ、前場面に出ていた真彩ちゃん、あーさ、ひとこさんも徐々に出てきます。個人的にはあーさとひとこさんがさり気なく一緒に出てくる所がツボ。
そして、真ん中からトップスター、だいもんが登場。最初の登場がライトを上手いこと調整して大きな人型になっているところが何とも好きだなと思いました。
だいもんとコーラス隊に合わせて残るメンバーはひたすらダンス!真ん中の真彩ちゃん、動きがとてもダイナミック。そして、ひたすら笑顔で踊るあーさが可愛いなと思いました。ここも今回の公演で三本指に入る程好きな場面です。
第8夜 ガート・セルヴァジムー野性的な猫ー
第22場
エンディングの幕開け、ひとこさんを挟んで、みちるちゃん(彩みちる)、星南さん(星南のぞみ)の3人が現れます。ひたすらみちるちゃん見てたって言ったら怒られる?(笑)星南さんとみちるちゃんを見比べて、イヤリングやネックレス、髪飾りが違うところを見るとやっぱりアクセサリーって自前なんだなと思わされましたね。真ん中も見ろよ(笑)
最終夜 ガート・ボニート!!ー美しい猫ー
第24場
フィナーレはの歌い出し(エトワール)はあいみさん(愛すみれ)。ここでも抜擢!娘役には不利な低音でしたが、持ち前の迫力は健在。初エトワール、おめでとうございました!
階段降りは
愛すみれ
↓↓↓
縣千・綾凰華
↓↓↓
永久輝せあ
↓↓↓
朝美絢
↓↓↓
彩凪翔
↓↓↓
彩風咲奈
↓↓↓
真彩希帆
↓↓↓
望海風斗
の順で降りてきます。
あがちん(縣千)とあやなさん(綾凰華)が歌う横ではあみちゃん(彩海せら)が降りてくるんですが、ここにきてやっと皆と同じ衣装!終始子猫でしたからね(^_^;)もはや新鮮です(笑)そう言えば、母猫父猫の組長さん(梨花ますみ)副組長さん(奏乃はると)もオープニング衣装はここだけですね。
肝心の贔屓、あーさ(朝美絢)は銀橋が唯一のソロ歌唱ですが、日によってムラがあったような…
最後2回は調子悪いなと感じました。個人的に調子が良いと感じたのは3回目の観劇(8/18)。あの時は声の響きが良くて、感動しました。もしかしたら座る席の問題もあるかもしれませんが。(最後2回は1階席)
そして、個人的一番のピークは幕が閉まる直前、猫じゃらしで暴れまくる組子たち。特に、あーさとひとこさんは毎回お互いに猫じゃらし*4をぶつけ合ってて、とても可愛かった♡ここでもあさひと萌えですね(*^^*)
と言うわけで、各場面の感想は以上です。
書いてて思ったのですが、あーさ、あみちゃん以外は基本的に娘役しか見てねぇwwww。
宝塚はたくさんの組子が出るので目がいくつあっても足りませんね(*^^*)
退団者
今公演で退団された叶海世奈さん、桜良花嵐さん、お疲れ様でした!!
あかりさん(叶海世奈)はすごく綺麗な顔で、千秋楽の入りは王子様みたいにかっこ良くて、宝塚を退団されるのは勿体ない程ですが、宝塚を離れても、自分のやりたいことを好きなように全うして欲しいなと思います。
桜良さんは、前回公演「ひかりふる路」で、色んな意味で衝撃を受けたのですが、千秋楽に向けて随分痩せましたよね??千秋楽の挨拶を聞いていると、自分なりにやり切ったんだなと感じました。休演が続いたりして苦労したこともあったと思いますが、最後は集合日付け退団にならず、皆に見送られることが出来て良かったなと思います。
そして、雪組生の皆さん、お疲れ様でした!!
もうすぐ、次公演「ファントム」の集合日を迎えますが、思い思いの休みを過ごして、お土産話をたくさん聞けたら嬉しいです。
色んな角度からガートボニート
公演中に食べて飲んだものたち
最後に、
母から送られてきたあーさ。
東京にはないから母には感謝です♪
雪組の皆さん、素敵な平成最後の夏の思い出を…
ありガートボニート!!