想い徒然

ほぼ観劇記

【宝塚】雪組 東京宝塚劇場「『凱旋門』 -エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-」

凱旋門
エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-

7月28日 15:30開演 東京宝塚劇場

 

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とうとう贔屓組が東京へやって来ました。

次の週からはほぼ毎週チケットを確保していたのですが、手持ちのチケットの消化日まで待てず…笑

 

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当日券を並んでget

 

参考までに…

日曜日15:30公演(11時公演は貸切)をゲットする為に8時頃から並び当日B席残り3席での確保でした。

 

私の番では既に連番はありませんでしたね。

 

 

東京宝塚の当日券は初めて並んだのですが、目の前が入り待ちの人でごった返していました。

 

真彩ちゃん(真彩希帆)

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ひとこさん(永久輝せあ)
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あーさ(朝美絢)
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他にあやなさん(綾凰華)、しゅわっち(諏訪さき)、あがちん(縣千)も撮れましたが、人の映り込みが多いので自粛。

 

東京だと当日券に並びながら入りも見れて楽しいですね。(宝塚だと楽屋口と当日券列が完全に別の場所にあります)

 

強い生命力を感じた「いのち」

内乱の恐怖、迫害の恐怖、色んな恐怖がありつつも、基本的に淡々と進んでいきます。

前公演が多すぎただけかもしれませんが、歌の場面は少なめです。その為、中盤とフィナーレの「いのち」の楽曲に雪組渾身の力強さを感じました。それはもう、鳥肌が立つレベルで。

確かに、あまりドラマティックな場面がないので集中力を保つのが難しいのですが、あの「いのち」の楽曲で終わることで「何か凄いもん見たな」という感覚にさせられてしまいます

 

「歌声」で明暗が分かれる

さて、特筆すべきは宝塚歌劇団理事である轟悠」の特別出演でしょう。専科生徒は度々出演されますが、理事(轟悠)の出演が普通の専科生徒の出演と違うところ主演を張るという点です。

普通、大劇場公演ではトップスターにしか主演は認められません。そのたった一つの例外が「理事の特出」です。

理事の大劇場主演2014年星組公演の「The Lost Glory 」以来約4年振り。当時は宝塚通いたてで実力云々はよく分からなかったのですが、今回改めて見てみると理事の弱点は「歌声」だと思いました。

芝居声は完成された男役声て立派なのですが、歌になると声が出ていない…特に高音。無理に張りあげようとするので、見てるこっちがハラハラしました。

 

トップスターの暗躍

その点、トップスターであるだいもん(望海風斗)の牽引が凄かったですね。声が出ない理事の分まで歌って舞台を引っ張っていました。

歌の上手さには定評があるだいもんですが、音量調節まで完璧です。普通音量を小さくすると聞き取りにくくなるものですが、だいもんの歌声は音量を落としても響き渡る…いつもの熱くダイナミックな歌唱は封印して、語りかけるような歌唱でしたが、歌が上手い人はこんな細かな技術を使えるのか…と新たな発見でした。

 

ラブラブカップル、ハイメとユリア

すみません。劇中ほとんどこのカップルしか見てませんでした(爆)贔屓であるあーさ(朝美絢)、そして雪組娘役で一番好きなみちるちゃん(彩みちる)。もう私の為ですか!?という配役

この二人に共通して言えるのは、芝居が上手いということ。終始二人で目を交わしていて、何か恐怖が起こるとすかさずお互いを見合わせるハイメ(朝美)がユリア(彩)を見る目がとにかく優しくて…♡

最初は「幼馴染です」と答えながらもどんどん深まっていく愛。いや、最初に再会した時に抱き合っていたので元々好き合っていたのだとは思いますが二人の幸せなその後を願わずには居られないですね。あかん、書けば書くほど贔屓目や…

 

 

今回が初回、しかも4ヶ月弱も待ってから待望の贔屓なので、どうしてもあーさ(朝美絢)ばかり追ってしまったのですが、次回はもうちょっと周りを見つつ、細かい設定にも気付けたらなと思います。多分周り何も見れてない

 

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公演デザートと言い、ソーダといい、桃押しが強い