想い徒然

ほぼ観劇記

【宝塚】星組 東京宝塚劇場「ANOTHER WORLD」

ANOTHER WORLD

7月15日(日) 15:30開演

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やっと追いついてきた…

 

星組ANOTHER WORLD観劇です。

月と宙で2回観劇して、今回の星組は公演ラスト1週間前、東宝に向かうのは随分間隔が空いた印象です。(約1ヶ月半ぶり)

 

紅ゆずるがトップだからこそ

…の公演だと思いました。良くも悪くもKURENAI WORLD。今、関西弁喋れるトップって、紅さんしか居ませんもんね。関西出身の私から見ても、変な関西弁を使っている人が居なかった辺りは見事だと思います。ドラマとか見てるとたまにキレそうになるぐらい下手な関西弁喋る人いますもんね(^ω^)さすがにそこは全員関西在住なだけあるか。完全に紅さんの得意面に照準を合わせた公演でしたが、皆上手くついてきていたと思います。トップの求心力かな?

 

面白い…?

ただ、笑い笑いと言う割にはあまり面白くはなかったかなと思いました。面白かったのは演出家の植田紳爾先生をイジるシーンぐらい。しかもそれ、内輪ネタだし。もう少し、アドリブを期待していたのですが、特に面白いアドリブもなかったような…面白さで言うならTHE ENTERTAINERのアドリブの方がよっぽど面白かったしかもあれはみっちゃん(北翔海莉)の返しが秀逸まあ、笑いなんて人それぞれだし、東と西で笑いのツボも違うし(脚本も東京仕様に変えているらしい)、と言ったらそこまでですが。

 

紅ゆずる(康次郎)

役がキャラに合っているからか、上手くハマっていましたね。しかし、紅さんがハメに言ったというよりは、康次郎というキャラが紅さんにハマったという方が近いというのが何とも…

紅さんはどう見てもツッコミタイプなのでかいちゃん演じる喜六に突っ込みまくるテンポの良さは抜群ですね。これは他のトップには真似出来ないと思います。

歌は…もう今更な気がしますけど、それよりも役幅が狭いことの方が問題な気がします。トップになるとその人に合わせて演目を作って貰えますが、紅さんの場合はそれ以前のお話だと思います。紅さんの得意な喜劇で、洋物以外ってなるとかなり狭まると思いますが(^_^;)特に悲しんでいる顔が悲しんでいるようには見えない(内心笑ってそう)のはどうにかならんのかなとは思います。まず、表情を作ることから始めましょう。

とここまで悪い面を挙げましたが、良い面を挙げると、思ったより発声がしっかりしていたという所ですね。滑舌はともかくとして、大劇場に響き渡るほどの声は出ていたと思います。あまり期待していなかっただけにここは意外でした。しかし、むやみやたらとガナるのはマイナス。喉壊すんじゃないかとヒヤヒヤしました。せっかく発声はしっかりしてるんだから無理にガナらなくても…とは思います。なんだか課題は山積みですね…

しかし、トップに歌わせる主題歌がワックワック〜ウッキウキ〜ってマヌケすぎません?(^_^;)

 

礼真琴(徳三郎)

凄い…全てが完璧…台詞回しは美しい、声は響く、セリフは明瞭…ここまで完璧な人って居ます?もはや星組に居るのが勿体無いぐらいですが、星Pは絶対手放さないでしょうね。私がPでも絶対離さないわ。それでいて歌は上手い、いや、上手過ぎるので、芝居なのに聞き惚れてしまいました。歌い終わった後のニヤリ顔も江戸っ子っぽくてカッコ良かったです。星組は実力面で難アリな真ん中付近でもはや浮いている程の実力者というチグハグな構図となっていますが、まこっちゃんの存在は星組に必要不可欠、というか、まこっちゃんの居ない星組は想像するのが怖いレベルですね。というか、実力有りすぎて浮くってどうなのよ(^_^;)

 

七海ひろき(喜六)

先に観劇していた89期推しの母から「かいちゃん(七海ひろき)の喜六が可愛いから!!見て!!」と念押しされていたのですが、確かに可愛い。全体的にアホな喜六ですが、見事にキュートに演じていましたね。かいちゃんって基本的に芝居が上手いよね。何を演じてもピタリとハマります。しかし、弱いのは発声。無理に張り上げるようなことはしませんが、もうちょっと声が出たら良いのになぁ(^_^;)と思うことは多々あります。紅さんとは真逆の弱点ですね。

 

小桜ほのか(菊奴)

小桜ほのかちゃん、可愛いですね。まこっちゃん(礼真琴)演じる徳三郎のお付き三人衆のうちの一人なのであまり目立ったセリフや歌はありませんが、とにかく可愛さが目を引く娘役さんだなと思いました。ただ、容姿で言えば新人公演で演じた初音(本役:有沙瞳)の方が合っているような気がしました。あくまで映像で見た限りですけどね。可愛い容姿に加えて歌える娘役らしいので、今後注目してみたいと思います。

 

澄華あまね

102期生研3中卒とまだまだ若い娘役ちゃんです。どうしてこんな下級生の子に目を付けたのかと言うと、きっかけはタカラヅカスカイステージ(CSの宝塚専門チャンネル)のタカラヅカニュース内での「ハロータカラジェンヌ」のコーナー。100期生以下の若いタカラジェンヌに焦点を当て、日替わりで一人ずつ紹介していくコーナーですが(ちなみに今はコーナー名変わって「未来希望図」というコーナーです)、星組102期の時にとても可愛い子が…!!と発見した子があまねちゃんでした。プログラムを熟読し、ひとみちゃん(星蘭ひとみ)と共に探すも見つけたのは冥土歌劇団としてラインダンスをする場面のみ。うーん、もっと見てたかった。窓から覗くあまねちゃんがとっても可愛かったです。

 

と、各個人の感想は以上です。

 

私の星組、いや、娘役1推しの星蘭ひとみちゃんは美人座であーちゃん(綺咲愛里)の後ろで踊っていましたが、あまり目立ったところもなく、というか、日本化粧(って言うの?)が西洋的な顔立ちのひとみちゃんにはあまり似合ってなく…Killer Rougeで語ります

 

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今回のソーダ…はブルーベリーソーダであまり購入欲を掻き立てられなかったので見送り。

 

観劇前のシャンテ衣装展より。

 

このルドルフの衣装をかなめさん(凰稀かなめ)が着ていた(かもしれない)と思うと、何だかドキドキしました(笑)